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2019年7月2日火曜日

4年生道徳




  今日の4年生の道徳は、「いな村の火」という作品を扱いました。村人は祭りで踊り、津波が来るのを全く気付いていなかったので、主人公の儀兵衛が、村人を津波から守るために、自分の大切にしていたいな村に火をつけ、村人に知らせ、山へにげ、いのちを守ることができたというお話でした。子どもたちにわかりやすいように、ICTを使って題材に触れさせ、主発問から発展させていく展開で、流れとしてはよかったと思いました。ただ、授業を見ていて、「本時の道徳的価値は何だったのか」、「自己を見つめる機会はあったか」、「自分の生き方に繋げられたか」等、反省する場面もあり、今年度から道徳の研究を始めたばかりですが、課題はまだまだあります。全教員で研修しながら、子どもたちの道徳心を高めさせ、子どもたち自身が普段の学校生活をよりよいものにすることができたらよいと思います。子どもたちの感想の発表から、「自分だったら・・・」、「こういうふうにしていきたい」と自分のことに振り返られる子もいて、その発言を聞いていた仲間から自然と拍手がわきました。スゴイ素敵な一瞬でした。その一瞬を見逃さない視点が我々教員には必要と感じました。子どもたちの発言から、「褒める、広げる、まとめる」よい機会を見失わず、さらに良い授業を目指していきたいです。