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2022年9月16日金曜日

STEAM教育に取り組んでいます。

 STEAM教育とは、理系や文系の枠を横断して学び、問題を見つける力や解決する力をはぐくむ学習です。

本校では、今年度より、1・2年生は生活科、3~6年生は総合的な学習の時間に、このSTEAM教育の考え方を取り入れて子ども主体の探究的な学習を進めています。また、教員の研究テーマとしてもこのSTEAM教育を取り上げて研究を進めています。

昨日は、1年生の研究授業でした。テーマは「いきものとなかよし」。校地内にいる虫を捕まえて、実際に虫を飼います。

従来の学習であれば、先生から「虫を飼うのに必要なものは〇〇です。これを準備して虫を飼いましょう。」という話を聞いて、子供たちは飼育ケースに必要なものを揃えて虫を飼い、観察をしていました。これが、「虫を飼うためには、何が必要か。」を自分たちで図書やタブレットを活用して調べ、友達と意見交換をしながら考えを深めて、必要なものは何かを考えます。

こうした学習活動を通して、図書やタブレットの検索機能を使う「情報活用能力」、調べたことを友達と共有しながら、さらに考えを広げたり深めたりする「言語能力」等、これからの社会で必要となる、教科の枠を越えた能力を育成していきます。

現在、各学年でテーマを決めて取り組んでいます。


1年生もタブレットを使えるようになってきました。

自分で調べたことをプリントに書いています。

この子は本で調べています。情報ソースも自分で選択しています。

調べたことを友達と共有し、知らなかったことを書き加えます。

最後に全員で調べたことを共有しました。

放課後、今日の授業について先生たちで協議しました。

関西の大学の先生から、オンラインで講義していただきました。