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2023年2月20日月曜日

梅の花が咲きました。

正門にある梅の木の花が咲きました。

江戸時代初期、この場所に学問の神様である菅原道真(天神様)をまつる「菅原社」が建立されました。これが菅原小学校の名前の由来になっています。

菅原道真が子どもの頃から梅が好きだったからだと言われ、自宅周辺にもたくさんの梅の木を自分で植えていたそうです。道真は、福岡県の太宰府へ左遷され、京を去る前に自宅の梅の木に対して歌を詠みました。

「 東風吹かば 匂いおこせよ 梅の花 あるじなしとて 春な忘れそ 」

「春風が吹いたら、香しく美しい花を咲かせておくれ、梅の花よ。主人がいなくても春に咲くことを忘れてはいけないよ」という意味です。福岡県の「太宰府天満宮」には、今でもたくさんの梅の木があり、現在も太宰府天満宮で御神木として大切にされています。

こういった由来から菅原小の正門には、紅白2本の梅の木が植えられ、毎年この時期にきれいな花を咲かせてくれます。

 

春はもうすぐです。