2019年2月6日水曜日
3年生道徳
3年生の道徳の授業は、教員になって1年経験者の先生の研究授業を兼ねて行われました。あらすじを言うと、まる子ちゃんが、夜になって、お母さんに「明日雑巾作るから用意して!」と言い、お母さんは次の日までに雑巾を縫って用意し、まる子ちゃんは学校へ出かけました。ところが、まる子ちゃんが学校から帰ってくると、お母さんは風邪を引いて寝込んでいました。まる子ちゃんは自分の行動を考えながら反省するお話です。まず、読む前に子どもたちに、「あなたの家族には、どのような素敵なことがありますか?」の質問に「なーい!!」と子どもたちの大合唱。「イヤイヤイヤイヤ・・・」と思ってしまいましたが、その後、板書にあるように、たくさんの保護者のよいところ、感謝しているところが出てきてホッとしました。後半は、お母さんの気持ちや、もう一度自分の家族のことをふりかえり、どんなふうに生活していきたいかを考え、授業が終わりました。
先生の授業は、授業規律がしっかりできていて、かつ、子どもたちの本音をたくさん引き出し、子どもたちは、自分の思いや考えをワークシートにしっかり書いていました。質の高い授業でした。授業を見ていて温かい気持ちになり、見ていて楽しかったです。
授業を終えて、「自分も母親に迷惑をかけていたなぁ、当たり前にギリギリになってひどい注文をしていたなぁ。」と反省しました。また、自分や妻が、子どもが小学生の時に「褒めること」と「叱ること」、どちらが多かったかと考えると、「叱ること」の方が多かったと思い、今更ながら反省をしました。保護者・地域の方々はいかがですか?お子さんへの接し方を、今一度確認するきっかけになってくださったら幸いです。全国では、虐待等、残念なニュースが連日のように報道され、心が痛みます。早くそのような悲惨なニュースがなくなってほしいですね。